讃岐さーもん 始動

今回はさぬき市鴨庄で見学でございます。新開漁港には大型活魚車2台がすでに到着済みでございました。今回見させていただきますのは、淡水で育てられたニジマスの池入れでございます。で、来年の4月ごろには「讃岐さーもん」として皆様方の食卓へと巣立っていくワケでございます。
うどん県の海も12月になりますと水温が下がり、ハマチ養殖も成長が見られなくなり、水温的にも限界、終盤、出荷最盛期となるワケでございます。というワケで、低水温に強いニジマスを次のハマチ養殖の時期まで海で育てようってことです。ニジマスは海水で育てますと淡水で育てるよりも成長が早くなり、春にはいい感じの大きさまで育つってことでございます。で、このままですとよくあるトラウトサーモンってことになるワケです。
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じゃあ「讃岐さーもん」って何ですかってことで、全国漁業協同組合連合会のプライドフィッシュの資料をみてみますと、『讃岐さーもんの養殖が始まったのは2011年。東日本大震災により東北沿岸部のサーモン養殖漁場が打撃を受け、東北内陸部の稚魚生産者は出荷先を失いました。それを知った香川県の漁業関係者が、被災地支援の意味も込めて稚魚を購入したことが、讃岐さーもんのはじまりです。成長を支える餌には、4種類のハーブ(ナツメグ、オレガノ、シナモン、ジンジャー)を配合した専用飼料を使用。ハーブは、筋肉中の脂肪の酸化と生臭さを抑える効果が期待されています。鮮やかなオレンジ色でぷりぷりの身質、魚独特の臭みが少ないさっぱりとした味わいが特徴です。また、鮮魚は活け締めをして出荷。1~2日後には店頭に並ぶスピード感が輸入サーモンとは異なります。』とのことでございます。
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そうこうしているうちに海水馴致が終わりました。海水馴致といいますのは、これまで淡水で飼育されていたニジマスですので時間をかけて少しずつ海水に馴れさせていくことでございまして、ポンプで活魚車の水槽の中に少しずつ海水をくみ上げまして、海水の割合を増やしていきます。こうしないとニジマスには長旅の疲れに加え、海水生活への転換でストレスが強すぎるじゃないかってことです。すでに目にも鮮やかな黄色のシューターがセットされています。
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海水を流しながらウォータースライダーのように優しくニジマスを滑り落していきます。
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そして、用意されている養殖小割の中へイン!海に入る瞬間をとらえようと何度もシャッターを切りますが、全然いいのが撮れません。
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やっと魚体を捉えたのがコレ!!
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ハイ。無事すべてのニジマスが収容されまして、小割は養殖漁場へと運ばれていくワケでございます。期待していますよ「讃岐さーもん」。皆様方も春を楽しみにしばらくお待ちくださいませ。

ヒラメ太郎EpisodeⅡ

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