巷はコロナウィルスで大変ですが生き物達は待ってくれない ガザミ編

 今回ご紹介いたしますのはガザミ=ワタリガニでございます。春先は何かと忙しいうどん県栽培漁業センターでございます。ヒラメの出荷に引き続き、5月の中下旬にはタケノコメバルの配付、そしてガザミの配付もやっているワケでございます。
 とは言いましても、うどん県ではガザミの種苗生産は行っていません。じゃぁどうするの?買うって言ってもお金もないよ~。というコトで作っているところからもらっちゃえ!となりまして、瀬戸内海をはさんでお向かいの岡山県のご協力をいただき、ガザミ種苗を入手しているワケでございます。一方、クルマエビ種苗は岡山県では作ってないのですが、うどん県では作っていますので、「クルマエビとガザミを交換していただく」ってことでお互いメリットがあるワケでございます。大幅なコスト削減ってやつですね。
1岡山県水産研究所.jpg
 ところが、今年は新型コロナウィルスの影響で県職員が県をまたぐ移動には制限がございましたので、どうやって入手するかが課題であったワケです。が直前に解除されました。といいましても県外への訪問は慎重にとのお達しが出ていますので、途中岡山県ではお店に寄ったりせず、目的地に一目散に向かったワケでございます。というワケで無事に岡山県の水産研究所に到着でございます。
2ガザミを運ぶ.jpg
 で、ガザミの受け渡しはこんな感じで、岡山県の職員さんがワッセワッセと階段を下りてきまして、うどん県栽培漁業センター職員のぴんぽんぱーるさんへと手渡ししてくれるワケでございます。
3ガザミ種苗.jpg
 こんな感じでネットをトレイのうえにのせながらやさしく手渡し。それにしてもワサワサと…。
4ガザミをタンクへ.jpg
 で、青い大きなタンクにやさしく入れていきます。
5タンク中のガザミ.jpg
 このちっちゃい茶色の粒の一つ一つが赤ちゃんガザミでございます。ハイ!積み込み完了!というワケで挨拶もそこそこに、うどん県へと帰路につくワケでございます。
6東讃漁協.jpg
 ハイ!到着!さっそく東讃漁協の職員さんの手でホースとバケツを使って放流されていきます。
7放流場所のガラモ場.jpg
 先ほどの画像を良く見ていただければわかるのですが、コンクリートの斜路の切れ目にガラモがワンサと繁茂している藻場がございまして、この藻場を隠れ家に赤ちゃんガザミ達が育っていくワケでございます。コチラの漁協の職員さんが放流効果を高めるために考えたんだと思います。さすがですね!

文責 ヒラメ太郎EpisodeⅡ

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