オリーブ葉の乾燥

 うどん県は1928年に養殖の事業化に成功した「ハマチ養殖発祥の地」です。
 2007年には、関係者の努力によって「オリーブハマチ」が誕生しました。
 オリーブハマチは、うどん県産を主としたオリーブ葉の乾燥粉末を飼料に添加して規定の回数与えて飼育した養殖ハマチです。

0.jpg

 オリーブハマチは人気があり、たくさん売れていますが、飼料に添加するオリーブ葉が不足している状況です。

 県内で栽培されているオリーブの樹は2~3月頃に剪定されます。オリーブ葉の製造業者によって作業工程は異なりますが、その剪定枝からオリーブ葉を分離して乾燥又は枝ごと乾燥してオリーブ葉を採取します。

1.jpg2.jpg3.jpg4.jpg

 その後、乾燥して箱詰めされたオリーブ葉は、大型トラックに積み込まれて、粉砕処理を行う業者の所へ運ばれていきます。

5.jpg
6.jpg

 オリーブの葉には抗酸化作用の強いポリフェノールの一種「オレウロペイン」が豊富に含まれているため、オリーブ葉粉末を添加した飼料で飼育したハマチは、酸化・変色しにくい肉質に改善され、さっぱりとした味わいとなります。

 うどん県では、4月頃に、1尾1~2kgぐらいの小型のハマチを九州地方、みかん県などから搬入して養殖が始まります。ハマチは、秋頃には出荷サイズの4~5kgぐらいまで成長します。オリーブ葉粉末を添加した飼料は、出荷前2週間前くらいから給餌されます。
例年オリーブハマチは、9月中旬から翌年1月頃までの期間限定で出荷されます。オリーブハマチが店頭に並ぶのが今から楽しみです。

文責 シン


この記事へのコメント