季節到来3

というワケで更にお料理の続きでございます。真子の煮つけを作っていきたいと思います。
真子は軽く日本酒で洗いまして、一口大の大きさにきりました。ちょうどタケノコのゆでたのがありましたので、それも薄めにカット、お豆腐も入れちゃいますよ~。
1真子を煮つける.jpg

日本酒200mlを鍋に入れまして一煮立ち、アルコール分を飛ばしまして、水200mlをイン、お砂糖、お醤油をテキトーに入れまして、アルミフォイルで落としぶたをしまして、20分ぐらい煮込みます。
ここでワンポイントでございます。「ショウガは最初から入れたら苦みがでる(中條プロ談)」ということでございます。なんで、ショウガは後から入れることにしました。「どれぐらい後に入れるのか?」とのご質問もあろうかと思います。そう言えば……すみません!聞いていませんでした!!さらに緊急事態!チョットそこら辺をウロウロしている間に煮汁が少なくなってしまって、20分も煮ることができません!仕方が無いので、10分ぐらいでショウガをイン、更に4分ほど煮まして、完成とあいなりました。
2サワラの真子の煮つけ.jpg

予定の時間には達しませんでしたが、お味はまずまず、美味しくいただきました。
3サワラの尾ビレ.jpg
で最後に小ネタでございます。サワラをおろす過程で出ましたコノ尾ビレ。結論から言うと食べることはできませんが、過去には活用されていたワケでございます。「香川県漁業史 通史編」の「第6節四季の魚と漁労」のサワラのところを読みますと…4サワラの尾2.jpg
『沖でサワラがたくさんとれるウオジマのころ、讃岐の農村部ではハルイオといって、田植えの手伝いに来てくれる人を招いてサワラの押しずしで宴をする。また嫁の実家へはサワラを一本持たせて帰す。タイと同じようにサワラの尾も玄関にはりつけて魔よけにしたり、実家の繁栄を願う。この習俗は讃岐の山間部にもおよんでいる。農家ではハルイオのサワラの尾を玄関にはっておき、牛が逃げたときにはそれを燃やして捜すと早く見つかるという。』との記載がありまして、サワラにまつわる讃岐の風習に感慨深いものを感じるワケでございます。
サワラの風習などについては、甚ヱ門さんの『讃岐のサワラはどのように流通・消費されたのか』

に詳しく書かれていますのでご一読ください。当時のうどん県の漁獲量と世帯数から「1世帯1本と言って無理のない数字であり、地産地消は十分可能と考えられる。」との見解を示しておられます。
うどん県では春のサワラはよその県の人が思うより重要なんですね。素晴らしい地域性ですね!!

ヒラメ太郎EpisodeⅡ


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