干潟へのいざない…

①砂紋.JPG

本日は、砂紋が美しいこちらの海岸@さぬき市に来ております。
この綺麗な干潟を保全するため、地元の漁業者と住民の方々で耕うんの取り組みが行われるのです(^^)

朝早くから手に手に鍬を持ち、参加者が集まって来ました!

②集合.JPG

早速耕うん開始です!!
参加者の方々が干潟を耕していきます。

③耕うん鍬.JPG

手作業では中々はかどりません。
そこで活躍するのがこのトラクター!!

④耕うんトラクター.JPG
生き物を傷付けないよう慎重に進んでいきます。


耕うん後の砂浜はこのようになります(@_@)

⑤ヘドロ.JPG

表面にある黄色い砂の下には、真っ黒なヘドロが。。。
耕うんによって固まった砂を解し、土壌に酸素を供給することでヘドロの分解を促進してあげます!


もともと干潟という所は、とても生物多様性に富んだ環境です。
この海岸も波打ち際には沢山の貝殻があります(◎_◎)

⑥波打ち際.JPG

見事なサイズのアサリの殻もあります。
死んでしまったのはヘドロの影響なのか、他の生き物による食害か、高水温や貧酸素など環境要因が原因なのか(´・ω・)ウーン


耕うんの最中にもアサリやシジミが採れていました。
参加者によれば、これでも年々貝類が減っているとのこと。いつまでも豊かな干潟が残って欲しいものですね(-_-)シミジミ

⑦アサリ他.JPG
⑧シジミ.JPG
(この貝たちは、重量を量った後に砂浜へ返してあげます。)



さてここからは、耕うん途中に見られた干潟の生き物達を紹介していきます(/・ω・)/ワー

まずはこちら!
⑨クルマエビ.JPG

朝日に煌めくのは皆様ご存知の「クルマエビ」です。
意外と身近な所に生息しているんですねー。


同じエビの仲間ではこちら!
⑩テッポウエビ.JPG

「テッポウエビ」と言います。
大きなハサミを指パッチンのようにパチパチ鳴らします。その音があまりに大きく、鉄砲を撃つように聞こえることからこの名前が付きました。
音を出すときの衝撃波で獲物を気絶させると言われる恐ろしいエビです(゚Д゚;)


続きましては砂浜に埋まるこちらの生き物! 何だか分かりますか?
当ブログをご覧の皆様なら分かりますね(^_-)-☆
⑪タイラギ潜.JPG

砂から取り出した写真がこちら↓
⑫タイラギ外.JPG

そう「タイラギ」です!!!
貝柱の美味しさは言わずもがな、うどん県では重要な水産物です。
意外と浅瀬にも住んでいるのですね。

貝類では、「ウミニナ」の仲間や、
⑬ウミニナ.JPG

「カワザンショウ」の仲間も見られました。
⑭カワザンショウ.JPG

どちらも小さな貝で目立ちませんが、干潟の減少や環境の悪化などで生息量が減っています。
瀬戸内海では絶滅危惧種に指定している県もあるようです。


同じ貝類でもこちら↓は厄介者。。。
⑮ツメタガイ.JPG

「ツメタガイ」です(>_<)
肉食性の巻貝で、他の貝に穴を開けて食べてしまいます(;´Д`)

⑯ツメタガイ食害.JPG

蝶番の部分に空いた丸い穴がツメタガイに食べられた痕です。
日本全国でアサリの漁獲量が低迷する中、ツメタガイやトビエイ、クロダイなどによる食害が問題になっています。


さて、干潟の生き物ではありませんが、こんな生き物が打ち上がっていました↓
⑰ヒクラゲ.JPG

「ヒクラゲ」といいます。
個人的には今年の瀬戸内海でかなり多かったと感じていますが、皆様いかがでしょうか。
釣りをしていると太い触手が釣り糸に絡まって難儀します。

私は経験がありませんが、どうも触手には強い毒があり、刺されると激痛になるようです(゚Д゚;)


また、普段馴染の無い生き物では、こんなものも↓
⑱ケヤリムシ.JPG

イソギンチャクのように見えますが、実はゴカイの仲間「ケヤリムシ」といいます。
ふさふさした触手でプランクトンを捕まえて捕食します。


こちら↓は逆に、ゴカイのように見えますが別の生き物です(@_@)
⑲星口動物.JPG

「星口動物」と言います。
先端から触手広げ、その様子が星のように見えるためこの名前が付きました。


すべてを紹介することはできませんが、干潟にはまだまだ沢山の生き物がいます。
興味を持った方は是非干潟に繰り出しましょう!!


※ 干潟に住む生き物の中には、地元の方々が保全に取り組んでいたり、漁業権が設定され漁師の方々が生活の糧にしていたりするものがあります。むやみに採らず、むやみに傷付けず、ご配慮をお願いしますm(__)m


文責:public love



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